就職コラム

新人に「前にも言ったよね?」と言う上司の心理って何なのよ。

「それ前にも言ったよね?」

僕は今でもこの言葉を聞いたり目にすると嫌な思い出がフラッシュバックしてきます。

  • 自分はなんて仕事ができない人間なんだ…
  • 前に言われたことさえできないやつなんだ

と当時はかなり自己嫌悪に陥ってメンタル崩壊寸前でした。

 

 

とまぁこの言葉のせいだけではないですが「僕は新卒で入った会社を2ヶ月で退職」しました。

詳しい話はこちらから→「僕は新卒で入った会社を、2ヶ月で辞めました」

 

そこでこの記事では僕が心底嫌いだった「前にも言ったよね?」という言葉について僕の体験談や解釈を踏まえて解説していきたいと思います。

 

具体的には

  • 「前にも言ったよね?」の本当の意味
  • 「前にも言ったよね?」を言う人の心理
  • 「前にも言ったよね?」を言う人に出会った時の対処法

といった順番で解説していきます。

 

僕はこの言葉は新人に言ってはいけない言葉だと考えていますし、禁句だと思っています。

これを言われた新人はもう本当に心が折れに折れてバッキバキのボッロボロになってしまいます。

 

もし今あなたが新人として会社で働いていて、もしこの言葉のせいで疲弊しているなら、この記事を読んで少しでも心が良い方向に向かっていってくれればなと思います。

7分程度で読める記事ですし少しでも「それそれ!わかる!」と共感していただき、メンタルが回復してくれたら嬉しいです。

僕の上司は典型的な1回で覚えろタイプの人だった

前にも言ったよね

僕の上司は女性で僕よりも3年くらい上の方でした。

そんな人が僕の直属の上司となったわけでマンツーマンで教えてくれていたので「何かわからないことがあればその人に聞いて」という会社のスタンスのもと、仕事を教わっていました。

何か教えていただく際はメモを取るようにしていましたし、新人で一人前に仕事もできないので、なるべく速く仕事を覚えようと思っていました。

 

しかしのちに「これやっといて」と言われ頼まれた仕事が「メモを見ても分からない」ということが起こってしまいました。

僕が上司に聞きに行くと開口一番「前にも言ったよね?」と言われ、続けて「メモ取ってないの?」と言われました。

メモは取っていたのでそう伝えると「メモ取っていても後から見て分からなかったら意味がない」と言われました。

確かに正論中の正論です。

 

ただ新人の立場からするとこれを言われてしまうと、もう何というかメンタルが終わるんですよね。

 

またメモを見返しても本当にこれで合っているのか確認したいときも出てきます。

特にやり直しがきかない仕事の場合ですね。(やり直しが聞いたとしても、手順が面倒な場合など)

 

そういった場合、僕個人の考えとしては失敗するよりかは聞いて確認するべきだと思うので、上司に確認したところ「前にも言ったよね?」と言われます。

何十回と聞きにいっているわけではありません。

ほぼ2回目とか多くても3回目の話です。

そこから「聞きにいく」ということ自体を恐れてしんどい日々を過ごしていました。

 

僕の覚えが悪いだったり「甘い」と思われるかもしれませんが、僕はこの言葉が心底嫌いでした。

「前にも言ったよね?」の本当の意味

前にも言ったよね

「前にも言ったよね?」という言葉の中には言葉だけでは分からない意味が隠されています。

 

それが

「前にも言ったよね?(1回で覚えられないの?物覚え悪い新人だな、仕事できないな、同じことを何度も言わせるな、何回聞きに来るんだよ、いい加減覚えてよ、ハァ…)」

といったように上司の想いが隠されていると思います。

 

新人はこの言葉の裏に隠された意味も感じ取ってしまうので、より心が折れてしまいます。

そもそも1回で覚えるのって無理じゃない?

僕たちは人間ですから完璧ではありません。

1回しか言われてないことでメモを取っていても不安になりますし、聞きたいことや確認したいことは山ほど出てきますよね。

 

勉強だって同じです。

いくら1回言われたことをすぐに解けるかと言われたらそんなことはないですよね。

教科書に実験の手順が書いてあっても、先生に聞きたいことだって出てくるはずです。

 

そもそも1回で覚えることなんて人間にとって無理な話だと思っています。

 

ただ新人側がこのスタンスでいるのは間違いです。

新人が「そもそも1回で覚えるのなんて無理だから!」というスタンスでいれば、覚えられるものも覚えることはできません。

新人はあくまで「1回で覚えられるように頑張る」必要があります。

覚えておいて欲しいのは教える側がこの意識であって欲しいと言うことです。

 

教える側が「1回で覚えるのは難しいよね」という意識でさえいてくれればいいだけの話なんです。

 

ドイツの心理学者、ヘルマン・エビングハウスが発表したエビングハウスの忘却曲線というものがあります。

これは「人間は学んだことを忘れてしまう」というのを表したもので、人間は学んだことを

  • 1時間後には56%忘れる
  • 9時間後には64%忘れる
  • 1日後には67%忘れる
  • 2日後には72%忘れる
  • 6日後には75%忘れる
  • 31日後には79%忘れる

(引用:留こみ!エビングハウスの忘却曲線で分かる、最適な復習のタイミング

と言われています。

 

そもそも1回しか言われていないことを覚えるのは難しいわけです。

だからこそ教える側の上司の人たちには「1回で覚えるのは難しいよね」と分かってもらう必要があります。

逆に新人は「1回でなるべく覚えるように頑張る」というスタンスでいることが大事です。

 

これなら良い上司と新人の関係が築けるのではないでしょうか。

蒼乃だい
蒼乃だい
新人は「1回で覚えられるように努力」して、上司は「1回で覚えるのは難しいと分かった上で教える」のが大事ですね。

「前にも言ったよね?」が口癖の人の心理とは?

前にも言ったよね

僕は「何回も言ったよね?」という言葉が心底嫌すぎて、これが口癖の人の心理について新人時代に少し調べたことがあります。

 

この言葉が口癖の人の心理として上げられるのが

  • そもそも1回言ったことを覚えてないのが悪い
  • 話したことを覚えてくれていないのにショックを受けている
  • 何度も聞いてくんなよ
  • 前にも言ってるんだから言うだけ
  • ただ単に口癖
  • 覚える気があるのか
  • すでに言ったことを覚えていないことに驚いて責めている
  • 自分が教えて忘れるわけがない

という想いがあるそうです。

 

総じて言えるのは「1回言ったことだから覚えているのが当たり前」という考えですね。

だからこそ同じことを聞かれると腹が立って「前にも言ったよね?」という責めたような言い方になってしまうのかもしれません。

「前にも言ったよね?」と言う人に出会った時の対処法

前にも言ったよね

ここからは「前にも言ったよね?」と言う人に出会ってしまった時の対処法について解説していきます。

 

まず簡単な対処法として

  • 他の人に聞くようにする
  • 自分が取ったメモを確認してもらうようにする
  • (そもそも聞かなくていいように)1回で覚えるように一言一句逃さずに聞く
  • 聞き方を考える

など様々な方法が考えられると思います。

 

ただそれでも嫌味のように言ってくる人がいるのであれば…

 

 

もうその人から離れるしかないです!

 

 

こちらが祭壇県の努力をしても変わらず意味がないのであれば、もう無理だと思います。

またその人の性格が急に変わることもないですし、そもそも外が変化してくれるのを待ってもなかなか改善されません。

手っ取り早いのは自分が変わることです。

 

実際に僕が2ヶ月で退職したのも「自分が変わった方が早い」と思ったからです。(ちなみに当時は「死」を考えるくらい危ない状態でした。笑)

 

世の中、自分と相容れない人はたくさんいますし、変な人もたくさんいます。

もしどうしようもなければその人から離れるほか、選択肢はありません。

なぜ辛い思いをしている人の方が変わらなければいけないのかというのは常々疑問ではありますが、それが1番早いです。(いじめられている方が転校したりするのも同じです)

 

何かを変えたいなら自分が変わるべきです。

蒼乃だい
蒼乃だい
関われば関わるだけ損という人もいるので、離れることも視野に入れていきましょう。

番外編:こんな風に教えられたら安心する

前にも言ったよね

ここまで「前にも言ったよね?」という言葉をテーマに書いてきました。

そして先日Twitterでこのようなツイートを目にしました。

こんな上司がいたら最高だなぁと妄想してしまいますね。

蒼乃だい
蒼乃だい
ちなみに僕も記事を外注する時に「分からなかったら質問してください」と口癖のように言うようにしています。

まとめ:「前にも言ったよね?」は禁句

前にも言ったよね

「前にも言ったよね?」という言葉は新人の心を折に折る危険な言葉です。

もし教える立場の人がこれを見ていたら、言わないで上げてください。

僕みたいに2ヶ月で疲弊して退職してしまうのを防げるかもしれません。

 

簡単にまとめてみると…

「前にも言ったよね?」と言われると心が折れに折れる。

言葉の裏に隠された感情が見えて辛くなってしまう。

 

そもそもエビングハウスの忘却曲線で示されているように1回で覚えるというのは難しい。

 

大事なのは

新人→なるべく1回で覚えられるように努力する

上司→1回で覚えるのは難しいことだと知った上で教える

ということ。

 

「前にも言ったよね?」を言う人の心理として「1回言ったことだから覚えているのが当たり前」という想いがある。

 

対処法は(最大限努力しても変わらないなら)自分が変わること。

 

「5分調べて分からなかったらすぐに聞きにおいで」は魔法の言葉すぎる。笑

といった感じですね。

 

「前にも言ったよね?」と言われるのは心底辛いですよね。

ただその経験はこれから上の立場になった時に必ず役に立ちます。

自分が言われて嫌だったことを新人にしないようにしてあげてください。

 

またこの記事を読んで共感していただき、メンタルが回復したり、少しでも心が良い方向に向かってくれていたら嬉しいです!

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